クピドの裏側(出張版)

漫画家・北崎拓のblogです。四方山話など。

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あけましてオメデトウございます

2008イラスト


遅くなってしまいましたが。
年末年始は仕事を一切忘れて関西の親族の家でゴロゴロダラダラすごしました。
幼い甥っ子達の面倒を見るのから逃れるように映画も観ました。
エイリアンVSプレデター2です。
などと普段以上に語ることも何も無かった年末年始でしたが、何もしない贅沢を楽しみましたので、また漫画をバリバリ描きます。
今年もよろしくお願いいたします。

さて、昨年いただいた質問でこんなのものが。

今週の麻生さんが驚いた時の顔のコマが手塚先生や石ノ森先生の漫画チックに見えたのですが、以前009やリボンの騎士が先生の元にあると仰っていたのでやはりその影響などあるのでしょうか?(抜粋)

この顔ですかね?
びっくり


この絵自体が手塚先生や石ノ森先生の影響下にあるのかは作者自身にはわからないのですが、以前にも書いたように手塚先生と石ノ森先生は作者の漫画家としての原点ですのでありうるとは思います。
そういえば昨年家の大規模な片付けをしていてあるノートを発掘しました。
作者が小学生の頃に描いた漫画です。
10歳ですね。
縦14cmくらいの描き辛そうな小さいノートなところから見て、漫画の単行本を意識したんだと思います。
第二巻とあります。続いているんですねえ。

タイトルは「オーディン」
1970年代中頃ですから、最初のスターウォーズの公開もまだな大昔ですが、一般的にメジャーなギリシャ神話よりも北欧神話に題材を求めるあたり、どんだけとんがった10歳なんだよという感じです。

ストーリーもかなりとんがっています。
海を棲家とする一族がいまして。その一族に主人公格の少年が二人いるのですが、一人は人間への憎悪をみなぎらせている少年A(オーディン)。
もう一人は心優しい、人間との協調路線を模索する少年B。
今でいうとこのルル●シュくんとス●クくんみたいなのが描きたかったんだと思います。

細かい経緯はわかりませんが、少年Aの反人間連盟と少年B(なぜか一人)がこの二巻では決闘しています。
最初は行きがかり上、反人間連盟側だった少女が突然Aを裏切ってBを助けて共に海へと逃亡します。
「君に助けられたのは二度目だな。」「そんなこといいのよ。」人間への殺戮の日々から開放されて気持ち良さそうに海を泳ぐ少女。
その時人間の船から投げられた投網が少年Bと少女を捕まえます。
そして二人が水中でも生きられる水棲人間であることがわかり、二人は実験動物として一つの水槽で管理されることに。
見世物にされ好奇の目にさらされるなか、二人の間には愛が生まれ、子供を授かります。
母になった喜びに微笑む少女。
しかし、人間は水棲人間のその乳児を解剖実験してしまうのです。「また繁殖させれば良い。」と。
切り刻まれた我が子の姿に狂乱する少女は、研究所の人間を惨殺し、人間への復讐を長い髪を切って誓うのです。
そして少年Bと別れて、少年Aの元へと戻るのでした。

一方、少年Aは以前の決闘の怪我が原因で海へ転落、行方不明に。
浜に打ち上げられた少年を助けたのは純朴そうな人間の少女。少年Aはここで初めて人間の温かさを知り、反人類の決意が揺らぎます。
しかしここでAを迎えに来たのは、わが子を人間に殺された少女。
彼女は止めに入る少年の言葉には耳も貸しません。
「これはあなた(少年A)が教えたことよ!」笑いながら人間の少女を一突きに殺害するのでした…。
後悔の涙なのか…少年は泣きながら海へと帰っていくのでした(以下続刊)

もちろん10歳の少年の持続力は続刊を許さずここで放置ですが。
どうです?この厭世観。
なによりすごいのは「男と女を一つの場所に閉じ込めときゃ子供を作る」とか平気で描いちゃうとこ。(え~そこ?)
子供の作り方もまだしらないくせに(笑)

でもこの頃から女性のドロドロした側面を描写するのが好きだったんだなー。
何か女性にされてトラウマでも刻まれたんでしょうか?このペシミズム少年は??

↓これが1ページだけですが問題作です。



オーディン2




手塚先生の「海のトリトン」のパ●り…オマージュですな。

年始早々の盛大な漫画家の自爆テロ失礼しましたー(笑)



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  1. 2008/01/05(土) 12:18:17|
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